2022年1月15日にHunga Tonga-Hunga Ha‘apaiで発生した大規模噴火の噴煙高度を、ひまわり8号とGOES-17の視差から求めるツールです。
- 両衛星の観測時刻はかなり近いものの、若干ズレていると思われます(おそらく1分程度以下)。そのため、高速で移動している雲や波を測定すると、雲・波の真の位置の移動分が視差に混入して精度が落ちる可能性があります。
- 東西に70m/sで移動している雲・波を60秒差で観測した場合、視差に±4.2kmの移動分が混入し、これは±2km弱の高度誤差になります。
- 視差計算には経度差のみを用いているため、南北に雲・波が移動しても高度推定には影響しません。ただし、ピンの位置と雲・波の対応とが南北に若干ズレることになります。
- 視差計算においては、地球を回転楕円体としています。
- 赤外画像はバンド13の輝度温度(℃)で表示しています。カラーバーは以下の通りです。